家賃支援給付金制度に伴って

家賃支援給付金の申請が開始して1ヶ月以上が経ちました。
https://yachin-shien.go.jp/index.html

対象の事業者様は申請をされたでしょうか。既に申請された方の中には経験されたと思いますが、あらためて賃貸借契約について確認してみると、思った以上にややこしいと感じた方もいらっしゃると思います。
申請のお手伝いを何社もさせて頂きましたが、一番手間取っておられるのが契約期間が自動更新になっていて、既に更新後期間に入っているケース。賃貸借契約書だけを申請書類に添付して「現在も契約が続いているかわからない」という理由で差し戻しになるパターンです。
こちらは、家賃支援給付金申請要領(申請のガイダンス)別冊※にあるフォーマット、「様式5-3」を使用すれば簡単にクリアできます。

弊社の対応案件では秒殺でクリアできますが、一般的にこちら含めて、申請が停滞する主なケースはこのような内容です。

  • 貸借契約書上の賃貸人の名義と現在の賃貸人の名義が異なる
    →賃貸人が変更している、賃貸人の会社名が変更しているなど
  • 申請者が賃貸借契約書の賃借人等の名義と異なる
    →賃借人が会社名変更しているなど ・3/31時点と申請日時点において、契約が有効であるのに、契約書を見てもわからない
    →自動更新契約になっている、契約書が古すぎて現状にあっていないなど
  • 契約書が存在しない場合
    →元々契約書を作成していない、古すぎて現状にあっていないなど
  • 申請日の 3 か月前までの期間の賃料の支払い実績を証明する書類が存在しない
    →滞納している、以前にまとめて前払い済みなど
  • 申請日の 3 か月前までの期間に、賃貸人から賃料の支払いの免除などを受けている場合
    →免除、減額により実際の契約金額より支払額が少なかったなど

これらは、全て簡単なフォーマット(※にあり)の記載添付でクリアできます。
ただ、対応する賃貸人側(賃貸人もしくは管理会社)の質により手間取るケースも散見
されます。主なケースはこのような感じです。

  • 賃貸人がパソコンなどを扱えず状況がわかっていない
  • 管理会社に問い合わせしても、担当部署をたらい回しにされなかなか進まない
  • 過去の経緯で契約内容の変更が多く現状確認が複雑
  • 契約書を紛失している

このような場合、重要なのは申請者(申請はあくまで賃借人側の都合なので…)がいかにコントロールするかです。契約状況の把握、申請方法の把握をベースに、具体的に賃貸人側に依頼事項を依頼、指示することです。記載して欲しいフォーマットを白紙ペラ1枚で送りつけても返ってこないのは当然です。できる限りの記入(記入例)を示し、賃貸人がすべき最低限の状況にして依頼することが早期申請完了のコツです。もし、まだ申請しておらず、実行に不安がある方はご相談頂ければお役に立てると思います。

さて、ここまでは前置きです(長っ!)。

この機会をいい機会と捉えるのであれば、この機会に現状の賃貸借契約について検証してみることをおすすめします。これは、賃貸人にも賃借人にもいえることです。
特に契約日から時間が経っている、更新日・終了日が近い、事業計画、適正事業コストとの釣り合いが合わなくなってきているなどの方にはおすすめします。
今回、弊社ではフォーマット1枚で解決することもできたケースでも、状況によっては、契約書のまき直しを提案し行なったところも数件あります。賃貸人様、賃借人様ともこの機会に契約書を見直し「あれっ?!」と思った、もしくはそれ以前に「よくわからない???」と思った方は、ご相談頂ければ何かご提案できることがあるかもしれません。

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