理念について考える③ 存在意義について考える

トリニティーコンサルティングの田口です。
今日は理念シリーズの3回目です。

前回はトリニティーグループの経営理念、「トリプルWINの追求」を題材に、
【(理念で言っていることの)具体的に何なのか?】
を突き詰めてみる、というところまで話を進めました。

弊社グループで言えば、「各社の事業においてのトリプルWIN」は、具体的に何なのか?
答えを出すのにちょっとしたコツがあるとお伝えさせていだきました。

そのコツとは・・・
「存在意義について考える」です。

わかりやすいモデルが、ジェームススキナー氏の著書「史上最強のCEO」(フローラル出版)の中に「顧客満足の5段階」として定義されていましたので紹介させていただきます(知人が代表の出版社で非常に読みやすい本です。詳細はぜひ読んでみて下さい)。

顧客満足の5段階
1. ニーズを満たす
2. 気持ちを変える
3. 思い出を作る
4. 人生のストーリーの一章を書く
5. 新しい世界観を提供する

1.ニーズを満たす
お客様のニーズ・要望に応えるのは、ビジネスにおいては最も低い基準である。言われていることをしているに過ぎない。差別化もされておらず決して長期にわたる成功はない。

2.気持ちを変える
お客様は商品(サービス)そのものが欲しいのではない。「感情の変化」を求めている。
お菓子が食べたいのではなく、美味しいという気持ちを買いたい。高級車が欲しいのではなく、ステータスを求めているのである。

(3.以下省略)

このモデルに自社の存在意義、価値を照らし合わせた時に、何か見えてくるものはないでしょうか。1.の世界で戦っているうちは、レッドオーシャンの血みどろの世界。価格競争しかありません。そしてAIやRPAによって、そもそも人間が行う必要すら無くなって来ています。

このモデルに当てはめ自社の存在意義を再定義した時に、私自身は心の中にエネルギーが湧いてくるのを感じました。それは、「何のために「なぜ」「その事業をしている」のか?という命題に直結します。

これはとても重要な事で、会社メンバーがこれを理解した時に組織力が生まれます。「経営理念」だけでは到達しえない、より具体的な目的に基づくパワーです。
次回、弊社トリニティーコンサルティングの実例を基に、顧客満足の5段階、存在意義について触れたいと思います。