社員・スタッフの現在地を知る

トリニティーコンサルティングの田口です。

今日は社員・スタッフの成長(促進)についてのテーマです。

弊社の提供するコンサルにおいて、クライアント社長様との個別ミーティングのケースと、役員会・○○会議など各種の会議体の中に入るケースと、大別すると2つのパターンが存在しま
す。今回のテーマは、各種会議体の中に入り込むケースについて、われわれコンサルタントが何を見ているか、について論じてみたいと思います。

一例として、役員会や幹部参加の会議。コンサルタントが設計した次第に則り、社長方針/月次予実/資金繰/営業進捗(案件精査)/未来項目(開発含む)といった形で進行していきます。
実際の数字を扱い、部門毎に各役員や担当幹部の方に発表してもらうわけですが、そこでの発言内容から、おおよそ発言者が現在どの位置(レベル)にいるのかが分かります。

それを踏まえ、我々コンサルタントは質問を投げかけ、時には次回までの課題設定をさせていただき「あるべき姿」に近づいてもらうためのコミュニケーションを取ります。
ある会社での一例。急な社内事情により、新任で部門長に就かれたAさん(仮に部長とします)。
ここ何回かの担当部門に関する発表や課題への取り組み姿勢から、A部長の「本音?」らしきものが見えて来るケース。

部門長として自社全体の中で自部署を位置づけ、真に何が必要なのか、いつ迄に完成させなければいけないのかを本当の意味で分かっているのか・・・?
与えられた命題の「本質」を正しく捉えられているのか、「作業」の範囲でのみ捉えているのか、または主体性がなく、「やらされているだけ」なのか。
社歴や年齢から社長からの信頼はあるようですが、社内に全く関係のない第三者だからこそ見えて来るものがあります。

(我々は日々多くの人を常に客観視しているため、誤魔化しが効かないのだと思います)

また、われわれコンサルタントは相手の発言内容そのものよりもむしろ、「どの視点から発言しているのか」という点を重視しています。このことは、まさしくその発言の方の「現在地」。

(会社の成長・発展という軸で)正しい視点から物事を眺める習慣をつけていただき、利己ではなく会社全体の視点から物事の判断が出来るようになると、人はおそろしく成長します。

長いお付き合いのクライアント様の実例においても、年齢はあまり関係がありません。

20代の若手であっても、正しい判断軸と少しの経験を積むだけで素晴らしい成果を発揮します。
そして、逆もまた然り(涙)。年齢や経歴に関係なく、正しい(あるべき)チームを構成し経営やプロジェクトを動かすことで、会社組織は格段に成長速度を上げることが出来ます。