理念について考える④ 存在意義について考える

トリニティーコンサルティングの田口です。
今回は理念シリーズの4回目です。内容がてんこ盛りです。このままお進み下さい。

前回は経営理念を考えるうえで、「存在意義について考える」という話しをしました。ジェームス・スキナー氏の著書の中から「顧客満足の5段階」モデルを紹介し、顧客ニーズを踏まえた自社の存在意義とは一体どこにあるのだろうか?というテーマでしたね。
今回は、弊社トリニティーコンサルティングの実例を紹介しつつ、経営理念の落とし込みへと話を繋げていきたいと思います。

※弊社の内容を紹介したいわけではありません。イメージしていただきやすいように事例として載せています。必ず“自社に置き換えて”考えてみて下さい。

トリニティーコンサルティングの考える 弊社の顧客満足の5段階

【レベル1】ニーズを満たす

  • 収益、キャッシュフローの改善
  • 企業経営の様々な場面に起こりうる、数多くの事例(≒引き出し)の保有
  • 社長の気づき得ない視点から、問題対応に向けてのアドバイス
  • 無駄な失敗の未然防止
  • 原則論に基づいた考え方(見失いがちな原点に戻ってもらう)
  • 社内で決して相談出来ない問題に対する解決及びアドバイス

【レベル2】気持ちを変える

  • 経営者自身の気持ちを変える(決して目的地を見失わない)
  • 苦境にあっても、必ず改善できる立ち位置に立ったパートナー。
  • 幹部、スタッフの気持ちを変える(改善への巻き込み力)
  • 感情を動かすことが出来るからこそ存在価値がある!感情とは、自分も、ヒトも。
    ※先の見えにくい今の時代だからこそ。決してスタンスを曲げることなく

【レベル3】思い出を作る

  • トリニティーイベント(フェス)
  • 余興イベントを含む(肉食会etc)
  • 苦境からの脱出を振り返った時の微笑ましい思い出。
  • 他クライアント様との交流や共同の取組み。

【レベル4】ストーリーを書く(人生のストーリーの一章を書く)

  • トリニティー式中小企業経営についてのストーリー
  • 弱者としての戦い方
  • 固定費を抱え過ぎない経営手法、ホールディングス傘下での単独事業体の集合体(変幻自由)

【レベル5】新しい世界観を提供する

  • 「トリプルWIN」をベースとした、経営における新しい仕組みと価値観
  • (創り上げた)オリジナルの経営スタンス・企業風土・判断軸 の世界

以上が、顧客満足の5段階に照らし合わせて考えた弊社の「存在意義」です。
顧客満足であり、ニーズであり、ここをきっちりと設計しておくことで『自社が何者たるか』、『自どうあるべきか』の【方向性】が見えてくるのではないでしょうか。

弊社内では数回にわたる議論を経た後に、再度「経営理念」「ビジョン」の明確化の作業に入りました。言語化されたものが以下です。

経営理念

トリプルWINの追求(変更なし)

ビジョン

中小零細企業の変化を先取りし、未来を創造する。

行動規範

  • トリプルWINの実践者であり推進者である。
  • クライアントに寄り添いつつ、更にその一歩先を照らす。
  • 経営の専門家としてクライアントの経営に参画する。
  • クライアントの未来をデザインする。

以上となりました。

ポイントは、顧客満足やニーズをベースに考えているため、「自社のための理念」の範囲にとどまっていないことです。(私は当事者のため贔屓目が多分にあろうかとは思いますが)客観的に見ても、「こういう会社に頑張って欲しいな」と思えるものになっているかと思います。つまり、そこには「人」を引きつける引力、磁力のような力が生まれます。理念とは、会社そのものであり、存在目的そのものであり、メンバー全員が目指すゴールです。共通の目的に向かう組織とは、スポーツの場面はもちろん、ビジネスにおいても非常に強いです。ぜひ一度、この弊社の事例をご参考に「理念について考える」をしてみてはいかがでしょうか。