新規案件着手

トリニティーコンサルティングの田口です。
今日は、案件の新規着手がありました。新規クライアント様は、弊社としては鉄板、ある保険営業の方からの紹介案件。着手前の1週間は特に、資料の読み込みから、改善策方針の決定・具体的施策への落とし込みなど、結構な神経を使い何度もシミュレーションします。「勝つシナリオを書く」工程です。

契約に際して、事前に回収させていただいた資料を元に起きている事象の穴を見つける。
今回の事案は資料回収からの時間も少なく、コンサル後の夜も土日も事務所に詰めて対策を練ってました。

最初の相談は昨年10月に初めての面談。その時には数字の開示もない状態でしたが、社長からのヒアリングで、こちらとしては「その時に契約すべき案件」という認識でした。しかし、当時は何かしらのネックがあったのか契約即決には至らず・・・そして、2020年に突入しコロナ禍突入。忘れた頃(?)7月末にご連絡をいただき8月初旬に再訪、その数日後に契約締結、という流れ。

後から種明かしがあって分かったのですが、実は4社のコンペでした
今回の案件はストレートに言うと事業の再構築案件。創業20年弱、基本的には赤字の多い会社。こういうケース、コンサルとしては一番骨が折れる案件です。(守秘義務の範囲で・・・)ただし商品性には競争力あり、予定利益と実行ベースでの利益の差異を詰める必要がある。また、通常ではあり得ないような人的なトラブルもあり・・・な状況でした。

数字の内容も把握した上で、結論としては昨年10月の段階で契約スタートしていれば傷口はかなり少なくて済みました。余計な損失を出さなくて済んだ。しかしこのことは今となっては後の祭り。数千万円のロスが発生しており、当然この事は社長も認識されています。

多くの企業様とのお付き合いを通じて、自社の状態を「客観的に」把握するということと、現実的な改善策を練るということは、実は困難なことであると思います。自分事であるが故に盲目的となってしまう。例えるなら、毎朝当たり前のように自宅で飲んでいる味噌汁の味を他の家庭と比較するとどう位置付けられるのか?のような話です。

いずれにせよ、今日の着手ミーティングで改善方針の擦り合わせは出来ました。次回以降、良い意味で社員の方々を巻き込み、いよいよ現場を動かして行きます。1年後、どのような改善が取れているのか?(今から楽しみです)。前回のリーマンショックの時もそうでしたが、そろそろコロナ不況からの再構築案件の引き合いが増加します。対策を必要とされる場合、なるべく早い段階で弊社コンサルタントにお問い合わせ下さい。今回のケースと同じく、早ければ早いほど打てる手は多くなります。