会社の整理方法は?

トリニティーコンサルティングの四元(よつもと)です。

コロナ禍で影響を受ける中小零細企業も多いと思います。縁起の良い話題ではありませんが、もしものために、「会社の整理方法」についてブログします。

絶対に知っておくべき内容だと思います。自分を追い詰めずに方法論を知っていれば、命までは取られないと少しは安心できるでしょうから。

まず整理方法には、法的に行うもの、それ以外で行うもの。さらに清算型の手続き、再建型の手続きがあります。

ざっと方法をまとめると…。

●清算型の手続き

・会社の解散・清算(通常清算と特別清算がある)
・破産
・(秘密の技)

●再建型の手続き

・金融機関等返済のリスケジューリング
・任意整理
・民事再生
・会社更生

民事再生・会社更生が会社を存続させる手続であるのに対し、破産・清算は会社を消滅させる方向の手続であり、真逆の手法ですね。

返済等が困難になると、=破産と思いがちですが、必ずしもそうではありません。実際、17年間経営コンサルタントをやっておりますが、クライアントが「破産」を選択した事例は3件にとどまります。もちろん厳しいクライアントは山のようにある中でです。

実際には破産を選択せずとも何とかなる事例が大多数という事実があります。

(※弁護士さんに相談すると破産を進められるケースが多いのも事実だとは思いますが)

再建型を選択する場合は、不採算部門を除隊して黒字を維持できるか、一定期間のうちに黒字に転じる必要があります。この場合も、代表的な方法だけで4種類もあります。民事再生や会社更生は法的な手段ですが、こちらも法的手段以外が大多数を占めます。当社のクライアントでは、民事再生や会社更生を選択したケースは0件です。

これらを判断するためには、現状のバランスシート(B/S)の中身を詳しく確認し、損益計算書(PL)を事業別に考え判断する必要があります。

この作業が素人には難しいと思われます。多分、弁護士も経営や事業に精通し、資産の売却相場などに詳しくなければ判断が難しいと感じます。

返済が苦しい、赤字から脱出できない、どうしようとなった場合は、一人で悩まず、相談に来てください。多分、ストレスは相当軽くなると思いますよ。